階段イメージ法とは催眠(トランス)状態を深める誘導法の一つです。
他の深化法と同じく
- ゆったりとした呼吸
- カウントダウン
などがポイントになっていきます。
階段イメージ法誘導文
- 身体の力を抜いて、ゆったりと息を吸って…吐いて…リラックスしてください
- 壁を見透かすようにぼーっと眺めてください
- そこに美しい風景をイメージしてください
まずは視点を固定させ、催眠(トランス)状態に入った時をイメージさせるように誘導します。
- じーっと景色を見ていると瞬きがどんどん多くなっていきます
- するともう目を開けていられなくなり、目を閉じてしまいます(閉じなかったら「閉じてください」と言う)
- あなたは今、10段ある白い階段の上に立っています
- 私がカウントダウンするとあなたはその階段を下りていきます
- 階段を下りていくほどとても気持ちよく心地の良い世界に下りていきます
- 10..9..8..7..6…….0……スーーッ…と力が抜けていきます頭の中は真っ白です
- 3つ数えると目を覚ますことが出来ます、目を覚ますと頭がぼーっとした状態で目を覚ますことが出来ます
- 3.2.1…(指パッチン、または手を叩く)おはようございます
以上で終わりです。
誘導の際にこの深化法の大切なポイントは「白い階段」です。
頭の中が真っ白に…と同じように白い階段というのはイメージすると集中しやすいのです。
そして階段の段数を数えている時に被験者をよく観察しましょう
- まぶたの動き
- 口元
- 筋肉の弛緩
などなどどれ程深い状態に入っているかを見極めることも大切です。
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