グーのカタレプシーとは?
このテストはこぶしを握ってもらいその手が開かなくなるといった誘導を行うテストです。
グーのカタレプシーという名前はわかりやすくするために付けただけなのであまり気にしないで下さい。
このテストは狐のカタレプシーと同じようなテストで被験者の反応も分かりやすく事後の誘導の参考にすると良いでしょう。
例えば被験者の手の開き方をよく注意して観察しましょう。
開かない開けないなど誘導に成功するのは良いことですが、もしうまく行かず手が離れてしまったらそれでも結構です。
狐のカタレプシーでも解説しましたが成功しなくても被験者の被験性を見極める。
高めるのが目的なので例え失敗しても臆せず次のテストに移行しましょう。
グーのカタレプシーのやり方
- 利き手はどちらですか?(利き手を使用するのは利き手の方が握力が強く成功率を高めるため)
- では親指を上に向けてこぶしをぐっと握り前に出して下さい(この際、爪を握りこませるのは避けた方がよい。被験性が高い人はすごい力で握りこんでしまうこともあるので爪で自分の手を傷つけてしまわないため)
- 手の見やすい部分を見てください(大体の人は親指を見る)集中してじーっと見てください
- じーっと見ていると意識がどんどん集中していきます。集中しているとあなたの手はどんどん固くなっていきます。まるで石のようになって離れなくなってしまいます。
- 3つ数えるとあなたの手はくっついて離れなくなります。3、2、1(指パッチンか手を叩く)
- ハイ、離れない!(自分のこぶしも被験者と同じようにして見せ付ける)
- (離れないようであれば)3つ数えると離れます3、2、1 はいもう開きますよ
以上になります。このテストは成功すると被験者は手が開かないという異常事態を体験するので催眠術への興味、術者への信頼、さらなる体験を欲求し被験性を高めます。
手が固まってしまうのは難易度が高いように見えますがかかりやすい人はすぐにかかってしまうため恐れず挑戦しましょう。