ふくらむ風船とは

ふくらむ風船の説明をしていきます。風船は観念運動と被験者のイメージ力を刺激して行う被験性テストです。

このテストの特徴は暗示にかかった際に起こる動きを反復させ行わせる事です。人は反復した動きを続けると自分で動かしているつもりがなくても動いてしまうことがあります。

この反応を利用するのです。

それではやり方を解説していきます。

ふくらむ風船のやり方

  1. 両手を前に出してください(前にならえのような姿勢、この際肘を宙に浮かすようにする)
  2. 手を20cmほどの風船を持っているのをイメージしてください。
  3. 風船が膨らんだらどうなりますか?イメージして手を自分で動かしてください。
  4. はい、もう一度リアルに膨らんでいるのをイメージして動かしてください。
  5. はい、もう一度。今度は目をつぶって色や形を想像しながら動かしてください
  6. はい、手を戻して。目をつぶってください、今度は自分で動かさなくて大丈夫です。
  7. 風船が膨らんでいくのを想像してください。どんどんと膨らんでくる、どんどん膨らんできます。
  8. 風船に空気を足します(空気を吹き込む音を出す)
  9. はい、目を開けてください。手が勝手に動きましたね?

こんな感じです。被験性が高い人はどんどん手が広がり見ていて面白いです。

このテストはイメージ力が大事なのでリラックスした環境は好ましいでしょう。

被験性テスト一覧に戻る