「仕事の納期が迫っているのにやる気が出ない」「あの人に優しくしたいのに、なぜかイライラして当たってしまう」「明日のプレゼンが不安で仕方がない」「夢に向かっている人は素敵だと思うけれど、自分にはそれがない」などを感じて、心に負荷がかかった経験をしたことはありますか?

そのようなことにとても有効なのがNLPです。

NLPとは「心理学」と「言語学」をもとに体系化された「実践的コミュニケーション心理学」のことで、人生をより良くするために無意識の自分や相手と良質なコミュニケーションを取るために使用されます。

この技術を習得すると、直面した状況で理想の感情を得られるようになります。

プレゼンであれば、例えば「挑戦」の感情を。

夢であれば「ワクワク感」、やる気が出ないときは「熱意」。

「こういう自分であってほしい」というのを実現させることができます。

また、対人コミュニケーション能力が飛躍的に向上します。

相手の価値観や考え方がわかるようになるため、ミスコミュニケーションが減少していくからです。

“見えない”心を変えれば、“見える”世界は変わる。

幸福で成功する人間になるために必要なステップを見つける“心のテクノロジー”であるNLPの様々な考え方やスキルはあなたの世界を変えることでしょう。

NLPから得られる効果や学び

他者コミュニケーション

私たちは共通点を持っている人、自分に近い人に親しみを持ちます。

しかし、自分と同じように感じる人は出会う人の20パーセントしかいないと言われています。

もし残りの80パーセントの人とも気持ちよく分かり合えるとしたらどうでしょう?

NLPを学ぶことで、「苦手な人」というカテゴリーが消え、人間関係を飛躍的に円滑にすることができます。

⇒「他者コミュニケーションに役立つNLPの活用方法」はこちら

自己コミュニケーション

自分とのコミュニケーションを密に行うことで、自分らしく自由に生きられるようになります。

「理想の自分」になるためには、1つひとつのことに対する「自分なりの答え」を言語化することが必要です。

「あなたは、本当はどう生きたいですか?どんな人でありたいですか?」

この答えの見つけ方を知りたい方は、NLPで学べる“心を知るための質問”や“物事の捉え方を変える方法”を知ることをオススメします。

⇒「本当の自分を知る方法」はこちら

トラウマ・コンプレックス解消

トラウマやコンプレックスの解消には、「それに対するイメージを変える」ことが有効です。

イメージには視覚情報、聴覚情報、感覚情報の3つがあります。

この3つの情報をイメージの中で変えることで、対象に対する印象を変化させることができます。

NLPを軸にコーチングを行う世界NO.1コーチのアンソニー・ロビンズは、この手法を使って一瞬で鬱を治すセッションをしばしば行なっています。

具体的な「トラウマ・コンプレックス解消の方法」はこちら

セルフイメージを高める

「理想の自分にイメージ上でなりきる」ことで、「自分は〇〇の人だ!」と脳にポジティブな印象を錯覚させてセルフイメージを上げることができます。

その際、「いや、でも無理だろうな…」といった否定する気持ちをイメージの力を使って解消することで、「自分はできる!やれる!」という感覚を得ることができます。

具体的な「セルフイメージの高め方」はこちら

代表的なNLPテクニック

NLPを有効的に活用するためには、相手や自分自身と「ラポール」を築けていることが前提です。

「ラポール」とはNLPでよく使われる言葉で、「信頼関係」のことを表します。

信頼関係があるからこそ、他人に影響を及ぼすことが可能になります。

ここでは「ラポール」形成のために使われる、NLPの代表的なテクニックを紹介します。

関連ページ:ラポール構築とは?【目的・効果】

ペーシング

ペーシングとは、相手のペースに合わせることで心に触れる許可を得るためのテクニックです。

人は自分のことを尊重してくれる人に安心感や親しみを覚えます。

会話のペース、態度、五感を相手に合わせることで、自然と相手との間に“良い雰囲気“が流れるようになります。

関連ページ:ペーシングとは?効果とやり方のコツ

ミラーリング

ペーシングを行うために、相手の仕草や姿勢を真似してしまうテクニックです。

まるで鏡に映る自分であるかのように表現するので、「ミラーリング」と呼ばれます。

ただし、露骨に合わせてしまうと相手に引かれてしまうため、「ラポール」を形成するどころではなくなります。

使い方には注意が必要です。

関連ページ:ミラーリング“を使って相手と自然に仲良くなる方法

キャリブレーション

相手と「ラポール」を築くためには、相手のことをよく知ることが必要です。

そのために有効なのが「キャリブレーション」、観察の技術です。

表情や仕草などの非言語から得られる情報から、相手の本音を理解するために使われます。

関連ページ:相手を理解する際の最重要スキルは“キャリブレーション”

バックトラック

「オウム返し」とも呼ばれる、相手の発言の語尾やキーワードなどをそのまま返すテクニックです。

この「バックトラック」を行うことで、相手は自分の話を聞いてもらえているという充足感と、さらに話を広げる意欲を引き出すことができます。

関連ページ:相手に親しみやすさを抱かせる「バックトラック」の具体的方法

リフレーミング

私たちは全てのものを、その人独自のフィルターを通して見ています。

その視点のことを「フレーム」と呼びますが、「リフレーミング」とはこの「フレーム」を別のものに捉え直す作業のことです。

別の切り口で物事を捉え直すことで、新たなアイデアや可能性に気づくことができます。

関連ページ:一瞬で幸せな人生を手に入れる、NLP流“リフレーミング”という考え方

NLPの資格

NLPプラクティショナー

「なりたい自分を明確に描き、実現する」ことに焦点を当てた、“自分変革”のコースを終了した方が取得する資格です。

NLPマスタープラクティショナー

“1対多”に影響を与える自分になるためのコースで、プラクティショナー取得者が受講することができます。

NLPコーチ

NLPを使った“1対1“のコーチングを習得するためのコースです。マスタープラクティショナー取得者が受講することができます。

NLPトレーナー

NLPの資格コースを開講するために必要な資格です。NLPコーチ取得者が受講することができます。

NLPの著名人・有名人(各テクニックは短く簡潔に説明して下さい、個別ページで詳細に解説します)

リチャード・バンドラー、ジョン・グリンダー

NLPの共同創始者です。

フリッツ・バールズ、バージニア・サティア、ミルトン・エリクソン

NLPはこの3人の天才セラピストの手法を研究し、体系化されることで誕生しました。

アンソニー・ロビンズ

コーチング界の第一人者で、「世界No.1コーチ」と呼ばれています。

NLPを軸としたコーチングを展開する彼のクライアントには、元アメリカ大統領ビル・クリントン、故ダイアナ元妃、元No.1テニスプレーヤーのアンドレ・アガシなどが名を連ねています。