驚愕法とは
催眠術師が暗示をまさに入れるとき、手を叩いたり指ばっちんをしているのをよく見ませんか?
あれが驚愕法です、古典的な催眠でも使われる基礎的なテクニックです。
やり方はとても簡単、暗示を入れる際に指パッチンや掛け声など行うだけです。
それ以外にも被験者の肩をガシッ!と掴むなどもあります、要はおどろかせればいいのです。
ただし、あまりにも大きい声で叫んだり音を出したりするのはやめましょう、人によってはびっくりしすぎて暗示を忘れてしまったりします、「え?」くらいの反応でも大丈夫です
さて、なぜ驚かせるのが催眠に有効なのか?人間は驚くと一瞬意識が止まるとの事です、想定外の事態が起きたときに頭の中が真っ白になったりしたことはありませんか?あれと同じです。
その瞬間、人間の意識は隙だらけになります、そこに暗示をいれて催眠を行うのです。
驚愕法の例
驚愕法はほとんど基本みたいなものでどんな催眠にも有効です
- 「3つ数えると手が固まります3、2,1(ここで指パッチン)ハイッ!固まった!」
- 「口を閉じてください、閉じていると…ガチッ!ハイ!固まった!」
- 「体の力を抜くとあなたは立てなくなってしまうかならずそうなる…(突然肩をつかむ)もう立てない!」
などです。
面白いことに暗示を入れるときに指パッチンで入れそれを続けていると最後には指パッチンだけで暗示を入れることが出来たりします、これはまた別のテクニックです。