フィンガーステックとは
フィンガーステックとは「指がくっつく誘導」とも呼ばれる被験性テストの一つで。被験性テストの中でもかなり簡単でお手軽な部類に入る誘導です。
お手軽だからと言って侮ってはいけません、あの高名な催眠術師、中井英史さんをして「最強の誘導」だと言わしめたテストなのです。
フィンガーステックはほとんどの人が反応し、簡単で時間も取りません、被験性テストにピッタリなテストです。
このテストは体の構造を利用して行う観念運動なのですが被験者に対してあたかも催眠術であるかのように行うことで被験性を高める効果があり、被験性が高い人は上手く誘導されると驚き驚愕します。
フィンガーステックのやり方
それではやり方を説明していきます。簡単な誘導ですので人によってアレンジを加えるのも大丈夫です一例として参考にしてください
- 「集中力が高いかどうかのテストをしたいと思います」など伝え集中して貰いテストに移る
- 手を握り人差し指を出してください(浣腸のポーズ)この際自分も同じポーズをとる
- 肘をつっぱって下さい(机などに肘をついている場合は浮かしてもらう)
- 「集中力が高い人はこのように動きます」といい人差し指が動くのを見せる
- 指を5センチほど開いてください
- 指と指の真ん中をじーっと見てください、見ていると指がすーっと寄ってきます
- どんどん寄っていきます。すーっとくっついていきます
- ほーらくっついてしまいました
反応した場合「素晴らしい集中力ですね催眠術にかかりやすい人です」など褒めて反応が悪かった場合「残念でしたね、次のテストに移りましょう」と早々に切り上げる。
「このテストを知っている」「体の構造上こうなる」等言われた場合も「知ってるんですね、すごいですね」と言って次の誘導に移る
このテストを行い声を出して驚くなど反応が良かった人は被験性が高いと思えます。
ショー催眠などでは集団にこのテストを行い反応が良かった人を見極めることが大切です。