ドクターフラワーズ誘導法は、催眠(トランス)状態を深める代表的な誘導法です。
ポイントは
- ゆったりと呼吸する
- 未来時制、現在時制
- 目を開閉させる
- カウントダウン
の四つになります。
ドクターフラワーズ誘導文
- 身体の力を抜いて、リラックスしてください
- 壁を見透かすようにぼーっと眺めてください
- そこに美しい風景をイメージしてください
まずは視点を固定させ、催眠(トランス)状態に入った時をイメージさせるように誘導します。
- しばらくすると身体がリラックスしてきます
- 頭がリラックスしてきます
- 腕がリラックスしてきます
- 足がリラックスしてきます
- すると身体全身がリラックスしてきます
- しばらくするとあなたは目を閉じます
- 目を閉じると深い安らぎに満ちた催眠状態に入っていきます
- ではこれから私が1から20まで数を数えます
- 私が数を数えたら目を閉じてそして数と数の間で目を開けてください
- 一度目の開閉を練習してみましょう(やり方を教える)
※ドクターフラワーズ誘導１
一回目は未来時制で誘導します。そして、目の開閉方法を学習してもらいます。
ドクターフラワーズ誘導１をもう一度読み上げます。そして続けて現在時制で誘導していきます。
- 身体全身がリラックスしています。
- 頭がリラックスしています
- 腕がリラックスしています
- 足がリラックスしています
- 体全身の力が抜け完全にリラックスしています
- それでは数を数えていきます
- 1..2..3..4..5…….20
被験者が目を閉じたタイミングや目を閉じたがっているような仕草をしたら数を数えていてもそのまま「目を閉じてください！目を閉じたまま、深い催眠に入ってください」と誘導してください。
そして、数が途中であれば20まで数えましょう。
目を閉じたがっている仕草を見極めるポイントは
- まぶたが重くなってきているか
- まぶたの自動的な痙攣が見えたか
- 肩や腕などに痙攣が起きているか
- 目の開閉が遅くなってきているか
などを判断材料にしてください。
何度もやっているとわかるようになってきます、これらは催眠(トランス)状態が深まっているという良いサインになります。
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