混乱法とは
人は脳で処理できないことが起こると思考が停止してしまうことが多々あります。
次々に仕事を振られて何をしていいか、頭の中が真っ白になってしまったことはないですか?
思考が停止するというのはトランス状態のようなものです、これを意図的に起こすのが混乱法、被験者を混乱させて思考を停止させるのです
やり方は色々あり
- 暗示を入れる瞬間にぱっと出にくい質問をする
- 単純な計算してもらう
- アルファベットを頭の中でAからZまで描いてもらう
などなどです。
混乱法の例
上記の説明だと少しわかりにくいと思いますので例文を書いていきます
- 「手をじーっとみて、どんどん固まっていきます…今日は何月何日でしたっけ?ハイッ!固まった!」
- 「頭の中でアルファベットをAからZまで書いていってください…ハイッ!目を開けて、(暗示)」
- 「あなたは名前を忘れてしまう…おとといの晩御飯はなんでした?ハイッ!あなたは名前を思い出せない!」
などです。
上記では「おとといの晩御飯」「今日は何月何日」など質問してますがコツとしては相手が思い出そうと「えーっと…」と思考している時にハイッ!と暗示を入れるのがいいです。
名前をわすれる催眠などはその「えーっと」感を利用したりします。
混乱法はタイミングや被験者の反応などが大切になってくるので催眠が出来るようになってきた辺りで使ってみるのが良いでしょう。